キタアカリ
形状は扁球形で皮色は白黄、黄色い果肉の肉質がやや粉質なのが特徴で、加熱した時のホクホクの食感が人気の品種です。男爵よりも甘みが強いことからクリジャガイモと呼ばれることもあります。ビタミンCの含量が多いのも特徴で、ポテトサラダに使えばいっそうヘルシーな一品になります。
おすすめレシピ 絶妙な塩味で甘みを引き立てるポテトサラダ。 ゴロゴロ芋サラダ
【材料】 2人分
●キタアカリ 4個
●ニンジン 1本
○マヨネーズ 大さじ3杯
○粒マスタード 小さじ2杯
○オリーブオイル 小さじ2杯
○塩コショウ 少々
○フライドガーリック 少々
1.キタアカリとニンジンを15mm角にカットする。
2.カットしたキタアカリとニンジンを塩を少し入れた水で柔らかくなるまでボイルする。
3.茹で上がったキタアカリとニンジンの粗熱が取れたら〇印の調味料を合わせたもので、混ぜ合わせたら出来上がりです。
カンタン美味!北海道十勝自慢のコンビネーション。 放牧チーズのとろーりラクレットジャガイモ
【材料】
●キタアカリ(小さめ)
●ラクレット 100g
ブロッコリーやトマトにもあいます。
1.キタアカリをしっかりと流水で洗う。
2.皮をむかずに塩を入れた水で柔らかくなるまでボイルする。
3.チーズは溶けやすい大きさにカットしてフライパンに入れ溶けるまで熱する。
4.茹で上がったジャガイモにあつあつのチーズをかける。
さやあかね
さやあかねは、この見た目のとおり清らかな淡い茜色が名前の由来となっています。芽が浅いため皮がむきやすく、調理後も変色の少ない品種です。食味は男爵並ですが甘みが強く、肉質は粉質ですが煮崩れしにくいため、煮ものやシチューに向いています。強い甘みをクリーミーに楽しむスープもおすすめです。
いもの甘みがコク深いクリーミーな冷製スープ。 昆布出汁のビシソワーズ
【材料】 2人分
●さやあかね 2個
●バター 20g
●玉ねぎ 100g
●昆布出汁 500cc
●牛乳 500cc
●塩・コショウ 少々
牛乳の代わりに100cc程度の生クリームを加えるとコクが増します。
1.玉ねぎをスライスしてバターで良くいためる。
2.小さく切ったさやあかねを加え、昆布出汁を入れて芋が柔らかくなるまで煮る。
3.柔らかくなったら、バーミックスやブレンダーでミキシングし冷やす。
4.③が冷えたら冷たい牛乳と混ぜ、塩コショウで調味して完成です。
メークイン
十勝をはじめ北海道に広く普及する日本を代表する品種。やや曲がり気味の長い楕円形が特徴です。粘質で煮崩れが少なく舌触りがなめらかなことから、煮もの料理に重宝します。ほんのりと甘く、もともと糖分の高い品種ですが、越冬させることでさらに甘みがぐっと増すことから、低温貯蔵で出荷されることも多い品種です。
おすすめレシピ 中までぎゅっとしみ込んだ出汁が、いもの甘みとマッチ。 出汁の効いたバター煮
【材料】 4人分
●メークイン 4個
●鰹出汁 570cc
●みりん 72cc
●薄口しょうゆ 36cc
●バター 60g
お好みで粗びき胡椒をかけても美味しく食べられます。
1.メークインを皮をむいて柔らかくなるまで塩ゆでする。
2.分量の出汁と調味料を合わせてひと煮立てさせる。
3.柔らかくなったメークインを熱いうちに②の熱い調味液の中へ入れて冷ます。
4.食べる時にもう一度煮汁ごと、レンジで温めて食べても良し、冷たいまま食べても良しです。
アンデスレッド
南米アンデス原産の栽培種の交配から生まれた赤いジャガイモ。原産地とその色味から「アンデスレッド」「アンデス赤」と呼ばれていますが、当初の育成者は「ネオデリシャス」と呼んでいたと言われています。明るい黄色の果肉は甘くて旨味があり、加熱した時のホクホク感が人気です。
おすすめレシピ シンプルが一番!ホクホクの旨味をそのまま味わう。 昆布と一緒に北海道フライドポテト
【材料】 4人分
●アンデスレッド 4個
●昆布 少々
●塩 少々
●油 適量
バターと一緒に食べても美味しいです。
1.アンデスレッドを乱切りにする。(切ったあと、約1時間水にさらす)
2.揚げ油を160度にして、約4分揚げる、一度芋を取り出す。油を180度まで温度を上げて芋を約2分間2度揚げする。その時に刻んだ昆布も一緒に揚げる。
3.揚がったら、昆布とアンデスレッドを器に盛り適量のお塩をかけて完成です。
インカのめざめ
南米アンデスの人気品種「ソラナムフレファ」を、日本の風土にあわせて改良した品種。やや粘質できめ細かい肉質と、鮮やかな黄色の果肉が特徴です。でんぷん質が高く煮崩れしにいため、茹でても揚げても美味しく召し上がれます。また低温貯蔵することで甘みも増すので、お菓子にもおすすめです。
おすすめレシピ 塩辛の濃厚さは、バターの風味と相性抜群。 塩辛じゃがバター
【材料】
●インカのめざめ
●塩辛
●バター
お好みでパセリをふりかけて!
1.インカのめざめをしっかりと流水で洗う。
2.皮をむかずに塩を入れた水で柔らかくなるまでボイルする。
3.茹で上がったジャガイモへ、十字に切れ込みを入れ、塩辛とバターをのせる。